カドワナルカ

Kadwanalka

カドワナルカは、ボカロP・nyanyannya(大天才P)による『鉛姫シリーズ』の舞台となる架空の世界で、人の魂を精製した動力によって文明が動いている。

灯りがつく。機械が動く。兵器が撃てる。その全部の燃料が、人間の魂だ。カドワナルカでは魂が「キャッシュ」と呼ばれる資源であり、経済も戦争もそこを起点に回っている。

魂を動力とする道具は「奇械(マキナ)」と総称され、兵器から台所の器具まで含む。奇械や魂の乱用は「トーメント」と呼ばれる異形の怪物を生む。豊かさと怪物が同じ仕組みから出てくる——それがこの世界の基本構造になっている。

都市部には「商会(ウェアハウス)」と呼ばれる経済組織が根を張り、軍の補給とも結びついている。帝都アークヨルムでは革命が起き、その後の混乱が『鉛姫シリーズ』の各章につながっていく。

そしてこの世界からは、色が失われている。色を取り戻す旅がシリーズの主筋であり、六人の登場人物がそれぞれ抱える「大切なもの」が、その代価をめぐって並べられる。